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■2008年7月15日〜8月31日 夏休みの動向 （JTB発表）
JTBがまとめた今年の夏休み旅行動向によると、海外旅行者数は前年同期より7.0％減となる225万人（前年より17万人の減少）との見通しを立てた。
経済の先行き不安感や、燃油サーチャージの高騰などの影響で、海外旅行は2年連続の前年比マイナス、国内旅行は4年ぶりのマイナスとなる見通しとなった。
また、海外旅行の平均費用は3.4％増の24万円と上昇すると予測した。これは、海外ホテルの実勢価格が上昇していることや、米ドル圏以外で円安傾向であること、ヨーロッパ方面への高額旅行や米国方面への旅行が堅調なことを理由にしている。
海外旅行の全般的な傾向としては、割高感がとくにファミリー層へ影響を与え、人数の減少や“安・近・短”傾向が強い。
一方で、高額消費のこだわり層はこれらの影響を強くは受けず、2極化がより鮮明になるようだ。
＜海外旅行 各方面別予想値 （前年比）＞
【北米州】
▼ハワイ＝20万6000人（3.7％減）
▲グアム・サイパン＝16万5000人（2.4％増）
▲米国本土＝20万4000人（3.0％増）
▼カナダ＝4万1000人（2.3％減）
▲北米州合計＝61万6000人（0.1％増）
【欧州】
▼欧州合計＝34万5000人（1.9％減）
【アジア】
▼中国＝24万人（36.6％減）
▲韓国＝28万8000人（4.3％増）
▼台湾＝13万人（4.4％減）
●香港＝9万9000人（前年並）
▼タイ＝11万4000人（7.3％減）
▼シンガポール＝5万7000人（8.0％減）
●インドネシア＝8万人（前年並）
▼マレーシア＝3万人（3.2％減）
▼その他＝10万9000人（6.8％減）
▼アジア合計＝114万7000人（11.9％減）
【大洋州】
▼オーストラリア＝7万4000人（7.5％減）
▼ニュージーランド＝1万5000人（6.2％減）
▼南太平洋＝1万6000人（5.8％減）
▼大洋州合計＝10万5000人（7.0％減）
【その他】
▼アフリカ・中近東・中南米＝4万1000人（4.6％減）
■総数＝225万4000人（7.0％減）
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| 成田空港クチコミ情報 2008.7.14 |
