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■2007年の一般旅券発行数、4年ぶり減少
外務省発表の2007年1〜12月の「旅券統計」によると、一般旅券発行数は前年比2.2％減の420万9097冊で、4年ぶりに前年実績を下回る結果となった。
前年の2006年は1995年11月に導入された10年有効旅券の切替時期に当たったことなどから発行数が上昇したが、2007年にはこうした要因もなく、さらに燃油高騰による航空運賃の上昇や為替の影響から海外渡航者が減少したことも旅券発行数を減少させる要因となった。
また、2007年12月28日現在の有効旅券数は前年比2.9％減の3257万6539冊と、2006年末に引き続き減少。この結果は国民の4人に1人しか有効な旅券を保有していないということを示している。
また、一般旅券のうち、5年旅券は10.4％減、10年旅券は3.3％増であることから、10年旅券への切り替えが進んでいることが伺える。2006年3月20日より発行開始となったIC旅券発行数（一般）は、2006年には343万9003件だったが、2007年末までの累計は7648100件となった。尚、2007年に発行された一般旅券は全てIC旅券で発行されている。
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